日中のアクティビティやバーベキューを楽しみながら、日が落ちる前に焚火の準備をするキャンパーさんも多いことでしょう。
キャンプに焚火はなくてはならないものですし、むしろ「焚火をするためにキャンプに行く」と言っても過言ではないかもしれません。
その炎の揺らめきに魅了されるキャンパーさんはとても多いものです。
いったいなぜそれほどまでに焚火は人々を魅了するのか。
この記事では、「焚火が多くのキャンパーを魅了する理由」について解説していきたいと思います。
・はじめて焚き火をする予定の方
・キャンプ初心者で焚き火するときに何が必要か知りたい方
・焚火の魅力や豆知識を知りたい方
・キャンピングカーでキャンプへ行く予定の方 etc…
焚火のあの時間が癒しという方も多くいると思います。
夏キャンプでも役立つ豆知識もご紹介していきますので、最後まで読んでみて下さいね。
焚火が多くのキャンパーを魅了する理由とは?役立つマメ知識もご紹介
先に結論から言うと、「焚火が多くのキャンパーを魅了する理由は、以下の4つです。
チェックポイント
①焚火を囲みながら家族や仲間とコミュニケーションを深められる
②心身の疲れを癒せる
③焚火のはぜる音もリラックス効果がある
④焚火の炎を絶やさないように薪をくべ無心になれる
ではご紹介していきましょう!
焚火とは?
焚火は、落ち葉や木片などを燃やし明かりや暖を取ることを指しますが、キャンプにおいては直火ではなく「焚火台」に炭や薪をくべ、その炎を揺らめきやパチパチとはぜる音を楽しむものとなっています。
日中のハイテンションが嘘のように心穏やかな状態となり、リラックスモードに切り替えることができます。
現代では、着火剤を使って火を付ける方法が主流となっているので、キャンプ初心者であっても簡単に焚火を楽しむことが可能となっています。
焚火を始める時間はキャンパーさんによって様々ですが、火を消すのは21時くらい(遅くても21時30分くらい)までに行います。
朝の時間帯に焚火を楽しむ人も増えていて、朝の7時くらいから始める形となります。
焚火って火をつける時、スタートが一番大切です。
焚火におすすめなのが「ファイヤーライター」です。
普通のマッチとは違って1本で約8分間火がつくので、木に火がうつりやすく比較的簡単に焚火ができます。
焚火が多くのキャンパーを魅了する理由
それでは、多くのキャンパーさんが焚火に魅了されている理由をいくつか挙げてみましょう。
①焚火を囲みながら家族や仲間とコミュニケーションを深められる
アクティビティやバーベキューもコミュニケーションが深められますが、その楽しさや美味しさを自分自身が楽しむといった側面がありますよね。
焚火の場合も、自分自身がリラックスできるというメリットもあるのですが、火を囲みながら家族や仲間とじっくりと話ができるというメリットが非常に大きいと言えます。
普段は話せないような内容も、焚火の前ではなぜか口に出すことができたりもします。
キャンプで焚火をしながら話をしてからさらに仲良くなったといった経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?
②心身の疲れを癒せる
人は心が落ち着くと脳からα波が出ていると言われています。
炎を揺らぎは、そんなα波を出すために非常に役立つのです。
なぜならば、焚火のゆらぎは心地よさを感じさせる「1/fゆらぎ」だからです。
焚火を楽しみ、その後テントの中で熟睡できれば、翌朝にはそれまでに溜まったストレスがキレイさっぱりなくなっているはずです。
③焚火のはぜる音もリラックス効果がある
焚火の暖かさと優しい光は、心と体にポジティブな影響を与えますが、「音」もまたポジティブな影響を与えてくれます。
特に炭ではなく薪で焚火をする場合は、パチパチとはぜることが多くなります。
はぜる音を聞いていると、心拍数が落ち着きストレスや不安が減少すると言われています。
最近では、YouTubeなどで「良質な睡眠に誘う焚火の音」というBGM動画がいくつも公開されていて、多くの人が実生活で活用しています。
④焚火の炎を絶やさないように薪をくべて無心になれる
現代人の多くは、「考えること」が習慣化しています。
もちろん考えること自体は仕事やプライベートを上手く進めていく上で大事なのですが、「考えすぎ」は時に逆効果となってしまうものです。
考えすぎて結局良い結論が導き出せなかったり、睡眠時間の減少や睡眠の質が落ちたりといったネガティブな影響が出てしまいます。
そう、現代人には「なにも考えない時間」が非常に重要なのです。
焚火はその炎が消えないように、定期的に新しい薪を投入したり、中の薪を移動させ空気が入りやすくしたりなど、意外と手間がかかります。
しかし、「焚火を見つめる→薪をくべる→薪を動かす」といったその作業を繰り返していると、いつしか無心でその作業をしている自分に気が付くはずです。
そのなにも考えていない時間が、溜まったストレスや考えすぎている状態をキレイに洗い流してくれるのです。
焚火の炎に魔法の粉をかけると、このようにレイボーになるので焚火にちょっと慣れた方は試してみるのも面白いですよ。
焚火の時間を大切にしてみよう!
もしもこれまでキャンプに行った際にそれほど焚火を重要視していなかったのならば、この機会にじっくり焚火と向き合ってみましょう。
きっと心も体も癒すことができるはずです。
ちなみに、夏キャンプでは「ヨモギ」を焚火の中に入れると虫除け効果が出るのでおすすめです。
おすすめの焚火台をご紹介
1番最初に購入した焚火台 『ヘキサ ステンレスファイアグリル』
あまりキャンプや焚火のことを知らない時に、焚火もできて料理もできそうというイメージで購入したのがこちら。
実際にはじめて使うときもコンパクトにできて、金額的にもお手頃なので、ファーストチョイスにオススメです。
ソロキャンプにおすすめの焚火台『ピコグリル398』
軽量かつコンパクトな焚火台で、ヒロシさんをはじめとする多くのキャンパーが愛用する焚火台です。
グループでの焚火にもおすすめ『マクライト』
ソロでもグループでも活躍するマクライトは、1つ持っておくだけで利用の幅が広がります。
使い方のバリエーションが豊富な焚火台『ユニフレーム ファイアグリル』
吊り下げて飯盒やダッチオーブンを温めることができるのが特徴です。
ベアーズ島田キャンプさんも書籍で利用されていたファイアグリルです。
関東周辺のおすすめキャンプ場
これまでにいくつものキャンプ場に実際に行ってきましたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
まとめ
今回は、「焚火が多くのキャンパーを魅了する理由は、以下の4つご紹介してきました。
チェックポイント
①焚火を囲みながら家族や仲間とコミュニケーションを深められる
②心身の疲れを癒せる
③焚火のはぜる音もリラックス効果がある
④焚火の炎を絶やさないように薪をくべて無心になれる
これらのメリットが多くのキャンパーさんを魅了している理由となります。
ぜひ今年の夏休みにキャンプの予約をしてみては、いかがでしょうか?
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