キャンプや車中泊で活躍するポータブル電源は、防災用品としても需要が高まっています。

しかし、ポータブル電源にも種類が豊富で、電池容量やそれぞれの特徴が異なるため、何がキャンプや車中泊に合うのかわかりにくいですよね。
- どんなポータブル電源を選べばいいの?
- 日本製のが良い
- 比較的安くて、軽量なモデルが良い etc..
今回は、「車中泊やキャンプにおすすめのポータブル電源」を紹介していきたいと思います。
この記事は、こんな方へオススメです。
・ポータブル電源の選び方がよく分からなくて困っている方
・キャンプや車中泊でポータブル電源の利用を考えている方
・キャンピングカーをレンタルを検討している方 etc…
車中泊やキャンプにおすすめのポータブル電源を紹介
先に結論から言うと、車中泊やキャンプにおすすめのポータブル電源は、以下の通り。
チェックポイント
①Smart Tap Power ArQ 626Wh
②BLUETTI EB70S 716Wh
③EcoFlow RIVER Pro
一番のおすすめは、EcoFlow RIVER Pro!
ではご紹介していきましょう!
ポータブル電源は種類が豊富
ポータブル電源と検索しても、種類が豊富でどう選んだら良いか分からないですよね。
また利用目的によって必要な容量も異なるので、まずは電池容量や特徴をおさえるところからスタートしましょう。
ポータブル電源とは?
ポータブル電源とは、内部に内蔵されている電池に電気を蓄えて、外部機器に電気を供給する機器のことです。

USBやシガーソケット、AC、DCなどのポートがあり、スマホの充電から家電製品といった電気製品を使用することができます。
スマホやタブレット端末、オーディオ機器、ノートパソコンといった機器を充電できるのはもちろん、電気毛布、電気ケトルなどの電化製品にも給電できるのが特徴です。

ポータブル電源を車中泊やキャンプに持って行くメリット
ポータブル電源を車中泊やキャンプに持って行くメリットは、電力の必要な家電製品を屋外で使用することができることです。
例えば、秋から冬にかけて寒い季節に、電気毛布を使用したり、暑い時は小型の扇風機を利用したりすることで、快適に過ごすことができます。
さらにキャンプであれば、屋外なのでポータブルのソーラーパネルと合わせて利用することで、充電もできます。
防災時も電力の供給が止まってしまったら、一時的な電力としてポータブル電源が利用できるので、ライフラインの確保としても活躍します。
ポータブル電源の選びの4つのポイント
ポータブル電源の選ぶポイントとして、大事な4つのポイントがあります。
①目的に合わせた容量を選ぶこと
②80%以上の電力使用効率の製品を選ぶ
③機能が分かりやすく使いやすい
④電気容量による価格と重さの関係

①目的に合わせた容量を選ぶ
ポータブル電源は、時間当たりの電力使用量を意味するWh(ワットアワー)で表されます。

このWh(ワットアワー)の数値が大きいほど電池容量が大きくなり、多くの電力を蓄えることができます。
キャンプや車中泊なら500Wh(ワットアワー)以上のものを選ぶ
500Whのポータブル電源を使用した例
- 一般的なポータブル冷蔵庫(45W):8〜9時間の連続稼働が可能
- 一般的な電気毛布(60W) :6〜7時間の連続稼働が可能
電気毛布でも7時間ほど使えれば、寒い夜間でも過ごすことができますね。
もちろんより電力容量の大きいものを選ぶに越したことはありませんが、容量が大きくなればなるほど、重たく、金額も高くなります。
②80%以上の電力使用効率の製品を選ぶ目安にする
ポータブル電源は、発熱して、冷却ファンで冷やして稼働します。
さらにディスプレイがあればその部分にも電力が消費されるので、実際仮に500Whの商品であれば、500Wh全ての電力を使えるわけではありません。
そのため、80%程度の電力が使用できると比較的高性能なポータブル電源と言われています。
③機能が見て分かりやすくて使いやすい
いざポータブル電源を手にして、キャンプや車中泊で使おうと思ったら、使い方がよく分からなくてあきらめた。。
なんてことがないように、出力ポートの種類が豊富で、ディスプレイもぱっと見て使いやすいデザインの商品を選ぶのもおすすめです。
LEDライトが搭載されている
車中泊やキャンプだと暗い場面で利用することが多いです。
そのため、LEDライトディスプレイが搭載されていると手元が明るく利用しやすいです。

出力ポートの種類にUSB、AC、DC出力ポートがある
一番使うものとして、AC出力ポートやUSB、DC出力ポートがあります。

AC出力ポートとは、家庭用の家電製品が接続できる出力ポートです。
AC出力ポートは使う頻度が多いので、2口以上あると便利です。
USBも同様に、iPhoneの充電などスマホ時代に必要な部分です。
DC出力ポートとは、車載専用の家電製品をつなげられる出力ポートです。
この接続口は、車でも使うシガーソケットタイプが主流です。
ソーラー充電機能がある
ソーラーパネルを使用することで充電できるポータブル電源もあります。
キャンプや防災時には、ポータブルのソーラーパネルを使って充電するという手段があるととても便利です。
ただし、家庭用電源から充電する場合よりは時間がかかります。
カーチャージャー機能がある
車中泊で使う場合に、車の移動中も充電できるのは魅力的ですよね。

1日使ってしまうと充電が必要なので、車の移動中に充電できれば次の日も利用できます。
別途、カーチャージャー用の機器が必要な場合もあるので確認しましょう。
④ポータブル電源の電気容量の違いによる価格と重さの関係
①から③をみていくと、ポータブル電源は、電気容量が大きい方が良いよね!と思いがちです。
しかし、電気容量が大きいと2つのデメリットがあります。
- 価格が高くなる
- ポータブル電源の本体が重くなる

電力容量が多いと沢山使用できますが、持ち運び時に不便になります。
ちなみに価格帯の目安は、以下の通り。
- ~500Wh = 約2~5万円
- 500Wh~ = 約5~10万円
- 1000Wh~ = 約10~15万円
- 1500Wh~ = 約15万円~
1000Whクラス以上になると、購入時の価格帯が10万円を超えてくるので、キャンプや車中泊用として、普段から使うわけではないポータブル電源に個人では手を出すのに少し躊躇します。
もちろん防災時を兼ねているなら、1500Wh以上のを選ぶと良いでしょう。
キャンプや車中泊にオススメのポータブル電源
小型家電を使用することができる500Wh~800Wh
①Smart Tap Power ArQ 626Wh
SmartTapは「Power ArQ( パワーアーク)」というポータブル電源を日本の会社が販売しています。

PowerArQは、Ark(箱)とQuality(品質)の文字を掛け合わせた造語です。
カラーバリエーションが豊富で、アースカラーのデザインがキャンプやアウトドアにも最適です。
製品モデル | PowerArQ ポータブル電源 626Wh Smart Tap |
---|---|
参考価格 | ¥66,000円 |
容量 | 626Wh |
重量 | 6kg |
サイズ | 24.2cm x 30.0cm x 19.3cm |
保証 | 24ヶ月保証 |
ソーラー充電 | 対応可 |
定格出力 | 通常パワー:300W |
最大出力 | 500W |
出力口 | 300W/AC出力 × 1口 6.5mm/DC出力 × 1口 USBポート × 3口(急速充電対応) |
②BLUETTI EB70S 716Wh

BLUETTI(ブルーティ)は、クラウドファンティングで数億円の支援を達成している日本でも近年人気のポータブル電源メーカーです。
リン酸鉄リチウムイオン電池はポータブル電源でよく使われているリチウムイオン電池の中でも耐熱性が高いです。
BLUETTIは、ポータブル電源はリン酸鉄リチウム電池を採用しています。
このリン酸鉄リチウム電池は、安全性が一般のポータブル電源より高いと言われています。

なぜなら、リン酸鉄リチウム電池は一般のリチウム電池よりエネルギー密度が低いため、熱分解温度が高く、熱安定性や安全性が非常に優れています。
普通の三元系リチウムイオン電池なら、充放電サイクル数は500〜800となりますが、リン酸鉄リチウムイオン電池は2000回以上寿命が長いのが特徴です。
製品モデル | EB70S |
---|---|
参考価格 | ¥79,800円 |
容量 | 716Wh |
重量 | 9.7 kg |
サイズ | 21.7cm x 32 cmx 22.2 cm |
保証 | 24ヶ月保証 |
ソーラー充電 | 対応可 |
AC充電出力 | 800W |
出力口 | 12 AC出力 × 4口 DC12v/10A出力 × 2口 USB-Aポート × 2口 USB-Cポート× 2口 MAX100W |
電池種類 | リン酸鉄(サイクル:2500+) |
キャンプや車中泊で一番のオススメは、EcoFlowのRIVER Pro

1.6時間でフル充電、電池容量720Wh、本体重量7.2kgの軽量モデルです。

エコフローのブランドイメージとして、日本アンバサダーに中田英寿さんが選ばれています。

充電スピードが速いのは大事なポイントです!
さらに最大で1200Wまで対応可能が特徴です。

キャンプや車中泊でドライヤーが使えるのは大きなメリットだと私は感じました。

というのも、地方の銭湯やキャンプ場のシャワーだとドライヤーがない場合があるからです。

一般的なポータブル電源だと定格出力以上の電源が使用できないのですが、エコフローのRIVER Proでは、消費電力1200Wまで動かすことができます。
また使いやすくて、見やすいのもポイントです。

パッと見て使いやすいというのは、大事なポイントです。
さらに専用のエクストラバッテリーを追加して、1440Wまでにすることが可能です。
サブバッテリーが搭載されているキャンピングカーもありますが、やはりポータブル電源があると安心感が違います。


実際に私もRIVER proを購入して、車中泊やキャンプで使用しています。
防災面を考えるともう一つ上のランクのも欲しいなとは思っています。

まとめ
今回は、「車中泊やキャンプにおすすめのポータブル電源」について解説してきました。
チェックポイント
①Smart Tap Power ArQ 626Wh
②BLUETTI EB70S 716Wh
③EcoFlow RIVER Pro
一番のおすすめは、EcoFlow RIVER Pro!
1つポータブル電源持っていると防災時にも役立つと思います。
いざというときは、突然くるので、普段から防災意識も兼ねてポータブル電源を持っておくのはおすすめです。
ポータブル電源を持って、快適な車中泊・キャンプを楽しみましょう!

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