近年キャンピングカーをレンタルしてキャンプや旅行に出掛ける人が増えていますよね。
すでに何度かレンタルしてキャンピングカーの魅力を味わっている人もいるかと思いますが、「興味があって今後レンタルしようかと思っている」という人もいるはずです。
しかし、その際にネックとなるのが、「免許」です。
「キャブコン」や「バスコン」などのキャンピングカーは普通車よりも大きいため、普通免許では運転できないようなイメージがありますよね。
そこでこの記事では、「キャンピングカーを運転するのに必要な免許と運転の注意点」について解説します。
この記事は、こんな方へオススメです。
・キャンプでキャンピングカーを利用しようと考えている方
・キャンピングカーでペットと一緒に旅行を計画している方
・キャンピングカーを購入しようと計画中の方
・キャンピングカーのレンタルを検討している方 etc…
キャンピングカーを運転するのに必要な免許は?運転時の5つの注意点
先に結論から言うと、「キャンピングカーを運転するのに必要な免許と運転時の注意点」は、以下の通り。
チェックポイント
◼️キャンピングカーの運転に必要な免許
・車両重量3.5t未満、乗車定員10名以下は、「普通免許」
・乗車定員11人以上は、「中型免許」
※注意※
免許をいつ取得したかで運転できるキャンピングカーは異なる
◼️運転時の5つの注意点
1.重量があるため車間距離を多くとる
2.横風に煽られるためスピードは出し過ぎない
3.高さ制限のある駐車場や橋に注意
4.内輪差などに気を付ける
5.車内ではシートベルトを着用する
ではご紹介していきましょう!
キャンピングカーを運転するのに必要な免許
結論から先にいえば、「キャブコン」や「バスコン」も普通自動車免許で運転が可能です。
他にもバンタイプの「バンコン」や750㎏以下の牽引タイプのキャンピングカーもOKです。
中型免許が必要なキャンピングカーは、「乗車定員が11人以上のキャンピングカー」となります。
大抵11人で乗ることは、合宿や修学旅行でない限りないので、キャンピングカーは普通免許で運転可能です。
キャンピングカーの種類でいえば、バスタイプの「バスコン」や「フルコン(フルコンバージョンのキャンピングカー)」です。
運転免許を取得した時期によっても運転できるキャンピングカーは変わる
前述した通り大型のキャンピングカー以外は普通自動車免許で運転することが可能ですが、免許を取得した時期によってその内容が変わります。
平成19年6月1日以前に普通免許を取得した人は、以下のような車を運転することができます。
・車両総重量が8t未満
・乗車人数10人以下
・最大積載量5t未満
これに対して平成19年6月2日~平成29年3月11日までに普通免許を取得した人は以下のような車を運転できます。
・車両総重量が5t未満
・乗車人数10人以下
・最大積載量3t未満
数字を見てわかる通り、平成19年6月1日以前に普通免許を取得した人よりも運転できる車の幅が狭く設定されています。
ちなみに、平成29年3月12日以降に免許を取得した人は、車両総重量3.5t未満で最大積載量2t、乗車定員は10人以下となっています。
キャンピングカーをレンタルする際はこれらの制限を超えないような車をレンタルするようにしましょう、
キャブコンの場合、ベースが2t車であったならば総重量が3.5tを超える可能性があるため注意が必要です。
キャンピングカーを運転する際の注意点
普通自動車免許で大抵のキャンピングカーが運転できると分かったならば、安心してキャンピングカーのレンタルができますよね。
しかし、運転する資格はあったとしても、普通車とは違った運転技術が必要であるため、運転する際は注意が必要です。
意外と中型免許を取得している方も多い印象です。
ちなみに私は、AT限定普通免許ですが、一度も事故や擦ったこともキャンピングカーでありません。
①重量があるため車間距離を多くとる
重量のある車はすぐには止まれません。
前を走る車が急ブレーキを踏んでも対処できるように、普段運転している普通車の時よりもさらに車間距離を多くとるようにしましょう。
②横風に煽られるためスピードは出し過ぎない
キャンピングカーは、その形状から横風をモロに受けてしまいます。
そのため、高速道路などで100km以上のスピードを出すのは極めて危険となります。
法定速度を守り、横風に煽られても対処できるようにしましょう。
トンネルの出口付近や橋を渡っている時、トラックが追い抜いてくる時は、風を受けるので、特に運転に注意が必要です。
③高さ制限のある駐車場や橋に注意
普段運転している感覚でキャンピングカーを運転してしまうと、その車高によって事故が起きる可能性があります。
キャブコンでは、車高が2.6mほどにもなります。
高さ制限のある駐車場や橋は車高を確認してから通過するようにしましょう。
④内輪差などに気を付ける
キャンピングカーは、キャブコンであれば全長が5mほどであるため、普通車よりもかなり長くなります。
そのため、交差点などをカーブする時には大きな内輪差が生まれます。
いつもの感覚でカーブをしてしまうと、内輪差で自転車やバイク、歩行者を巻き込んでしまう可能性もありますし、物損事故を起こす可能性も高くなります。
そのため、カーブする際にはいつもより若干ハンドルを切るタイミングを遅らせる工夫を行いましょう。
⑤車内ではシートベルトを着用する
キャンピングカーの運転席は指摘されなくてもシートベルトをするはずですが、後方ではまるで家のリビングのような内装であるためついシートベルトを忘れてしまいがちです。
その状態でもしも事故を起こしてしまったならば、後方に乗っている人は大怪我をする可能性がありますし、最悪は命を落とす可能性もあるでしょう。
安全面を考慮し、必ず乗車している人すべてがシートベルトをするようにしましょう。
また、荷物なども固定するような工夫をするとさらに安心できます。
まとめ
今回は、「キャンピングカーを運転するのに必要な免許と運転時の注意点」について解説してきました。
チェックポイント
◼️キャンピングカーの運転に必要な免許
・車両重量3.5t未満、乗車定員10名以下は、「普通免許」
・乗車定員11人以上は、「中型免許」
※注意※
免許をいつ取得したかで運転できるキャンピングカーは異なる
◼️運転時の5つの注意点
1.重量があるため車間距離を多くとる
2.横風に煽られるためスピードは出し過ぎない
3.高さ制限のある駐車場や橋に注意
4.内輪差などに気を付ける
5.車内ではシートベルトを着用する
普通自動車免許は、取得した時期によって運転できる車両総重量や最大積載量に違いがあるため、キャンピングカーをレンタルする前にしっかりと確認しておきましょう。
一般的なキャブコンクラスであれば、基本的にはいつ取得したかにかかわらず運転できることでしょう。
ぜひここで挙げた運転の注意点を意識しながら、キャンピングカーでのキャンプや旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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