近年では、人との接触を避けながらも楽しめる「車中泊」に注目が集まっており、以前にもまして需要が高まってきています。
しかし、日本では「車中泊」のようなライフスタイルはまだまだ確立されておらず、マナー違反、違法行為が後を断ちません。
そこで一般社団法人日本RV協会(JRVA)では、アメリカを中心に設置されている“RVパーク”を日本独自の「どなたでもご利用いただける・安全かつ快適な・車中泊を楽しめる場所」として、日本国内で増やしていくべく、2012年から認定活動を続けています。
JRVAの調査では、これまで定番であった道の駅での車中泊から、設備の整ったRVパークへの利用が増加してきていると伝えています。(※写真は、JRVA公式HPより引用)
日本での「車中泊」のライフスタイルは改善しつつある
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/車中泊する場所で多く使っているところ.png)
JRVAが全国のキャンピングカーユーザーを対象に、「旅行の車中泊場所」について調査した所、以前は約9割が道の駅を利用しているという結果だったところ、今回の調査ではRVパークという回答が59.3%にまでに上昇。
道の駅(厳密には、道の駅での車中泊は推奨されていない)での車中泊利用が減少し、RVパークでの車中泊が増加傾向で認知度を高めた結果となりました。
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/RVパークを利用したことがあるか.png)
実際にRVパークを利用したことがあるかの調査では、75.3%がRVパークを利用したことがあると回答しました。
RVパークの魅力として感じていることトップ3
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/RVパークの魅力として感じていること.png)
※図表は、JRVAのHPより引用
①100Vの電源が利用できること
キャンピングカーや車中泊仕様の車であると一番役に立つのが、『100Vの電源』です。
外部から電源がとれれば、エンジンを切ったままでもエアコンや電子レンジが利用でき、携帯電話などの電気機器の充電もできるので、まさに動く家と言える程の安心感が手に入ります。
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2021/09/IMG_1378-1024x682.jpeg)
②安心して停まれること
車中泊で気になるのが、周囲の音や環境です。
車中泊する場所によっては、周りの音や環境が家で過ごす環境と異なり、眠れない原因となります。無料の施設や薄暗いところでの車中泊は、防犯面でも不安が残り、何が起こるか分からないので不安が残ります。
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2021/10/38434509-9276-4C93-A6D1-54B720766BEB-1024x683.jpeg)
そういった意味では、安心して寝れる環境が整ったRVパークの需要は高まっているのが分かります。
③トイレが常時利用できること
24時間トイレが利用できることは、1、2位に劣らないくらい重要なことです。
もちろん道の駅にもトイレはありますが、基本は地域の賑わい、トイレの休憩機能、情報提供などが主体としていて、寝泊まりを推奨するものではないのが現状です。
RVパークは、トイレや車中泊をする環境を整え、より快適に車中泊を楽しめる身近な存在になりつつあると言えます。
新たに認定されたRVパークをご紹介
RVパークリステル猪苗代(福島県)
RVパークから100mのところには、地下1,200mから湧き出る自家源泉猪苗代温泉『湖眺の湯』があり、オールシーズン通して楽しめるリゾート車中泊が楽しめます。
イベント盛りだくさん、約30種類以上のレジャーが楽しめるレジャーチケット(2700円)も販売されており、家族でキャンピングカー旅にもおすすめです。
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/リステル猪苗代①-1.png)
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/リステル猪苗代②.png)
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/リステル猪苗代③.png)
生野高原 カッセル RVパーク(兵庫県)
創業43年の老舗レストランが提供する車中スポット。カッセル施設内には、テニスコート、BBQコーナー、家族風呂(ご予約制)、24時間トイレなど、充実した環境を整えられています。
キャンピングカー内で食事ができるようにテイクアウトメニューも充実しているそうです。
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/生野高原-カッセル-RVパーク②.png)
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/生野高原-カッセル-RVパーク③.png)
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/生野高原-カッセル-RVパーク①.png)
メッツァRVパーク
メッツァRVパークは、メッツァビレッジとムーミンバレーパークの2つの施設が合わさった隣接地にできたRVパークです。北欧フィンランドの雰囲気があるメッツァビレッジでは、ククサ作りやカヌー、日帰りBBQやイベントがあり、子どもと一緒にさまざまな体験が出来ます。
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/018DC241-D01A-4E17-802F-163F36B1441C-300x225.jpeg)
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/メッツァRVパーク①.png)
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/メッツァRVパーク③.png)
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/09/メッツァRVパーク施設②.png)
まとめ
今まで道の駅での車中泊利用者が多い傾向から、ここ3年ではRVパークの利用が増加していると分かりました。
RVパークを利用したことがある人は、75.3%と増加傾向と、車中泊経験のある方4人に聞いたら3人はRVパークを利用したことがあるという結果になりました。
RVパークの魅力に感じていることトップ3は、以下の通り。
①100V電源が利用できること
②安心して停まれること
③トイレが常時利用できること
RVパークの利用が増加している理由として、安心して車中泊ができる施設を求めているユーザーが増え、RVパークの認知度も高まってきたといえます。
次回は、RVパークを活用した車中泊の旅を計画してみるのはいかがでしょうか^ ^
東京でペットOKのキャンピングカーレンタルなら、アミティMilkyway号
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/11/amityakazoku01_umi-150x150.jpg)
6人乗り6人就寝のはじめてでも運転しやすいキャンピングカーです。
オーニングやエアコンも付いていて、ペットも可能です。
新宿・都庁前スポットからメッツァRVパークまで、約65分ほどで行けます。
詳細はこちら↓
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2021/10/C2EADC6B-A14A-4DF1-AACB-FC71E0148C80-1024x683.jpeg)
神奈川県でペットOKのキャンピングカーレンタルなら、アンソニーMilkyway号
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2022/11/amityakazoku01_umi-150x150.jpg)
7人乗り7人就寝で、インテリアデザイナーがデザインしたおしゃれな内装のアンソニーMilkyway号です。後方がフルオープンするので、キャンプ道具の出し入れしやすく、快適なキャンプができますよ!
詳細はこちら↓
![](https://roadcruisemilkyway.com/wp-content/uploads/2021/10/IMG_8140-1024x663.jpg)