キャブコン以上の大きさのキャンピングカーというと、500万円以上で購入しなければならないイメージがありますよね。
確かに新車であればそれくらいの金額が必要になりますが、最近では中古車も市場によく出回っており、300万円程度で購入することも可能となってきています。
「それくらいの金額であれば思い切って購入してみようかな」と思う人もいるかもしれません。
しかし、キャンピングカーを勢いで購入するのはNGです。
事前にその特徴を理解し、納得した上で購入しなければ、後悔する可能性もあるからです。
この記事では、「キャンピングカーを購入する前に知っておきたいこと」について解説していきたいと思います。
この記事は、こんな方へオススメです。
・キャンピングカーを購入しようと計画中の方
・キャンピングカーをレンタルを検討している方 etc…
キャンピングカーを購入する前に知っておきたい5つのこと
先に結論から言うと、キャンピングカーを購入する前に知っておきたいことは、以下の5つです。
①維持費が安く済みそうでいて高くなるケースが多い
②乗車定員と就寝人数が違う
③サブバッテリーが基本的に必要となる
④災害対策として最高のツールとなる
⑤長期ローンが組める
ではご紹介していきましょう！
キャンピングカーを購入する前に知っておきたいこと
キャンピングカーには、普通乗用車とは違う特徴がいくつもあります。
それゆえに、普通乗用車と同じ感覚で購入するのは避けた方が良いのです。
いくつか購入前に知っておきたいポイントを挙げてみましょう。
維持費が安く済みそうでいて『高く』なるケースが多い
キャンピングカーは、「8ナンバー」となります。
トイレやキッチンなどが装備されていない車両であれば、「3ナンバー」や「5ナンバー」となります。
8ナンバーは、税金に関しては割安ですが、実は任意保険は高めになります。
高速料金も普通車区分で乗車可能ですが、トレーラータイプのキャンピングカーの場合は特殊車両に分類され、料金が高くなる場合もあります。
ここまで聞くと、それほど維持費は高くならないのかなと感じますが、実は「修理代」が高くなりやすいのです。
車検を通すために修理しなければならないケースが普通乗用車よりも多く、1回ごとの修理も部品が高めなので高額になります。
また、燃費もあまり良くはないので、ガソリン代も高めとなります。
このように、トータルで考えてみると、維持費は若干高めになってしまうと認識しておくべきでしょう。
かずぅキャンピングカーレンタル事業を行う場合は、、当社では3ヶ月ごとに定期点検も実施しています。
乗車定員と就寝人数が違う
キャンピングカーを選ぶ際、「乗車定員」を基準に考える人も多いはずです。
特に子供が多いファミリーや、友人たちとキャンプに行くことの多い人からすると、基準内に収まるかはとても重要な要素です。
しかし、乗車定員をクリアしているからといって安心してはいけません。
キャンピングカーには、「就寝人数」も定められているからです。
7人乗りのキャブコンであっても、就寝人数が5～6人となっているケースもあるので注意しましょう。
サブバッテリーが基本的に必要となる
キャンピングカーに対しての知識が浅い人の場合、キャンピングカーに搭載されたバッテリーで車内のエアコンや電子レンジといったものを使用できると勘違いしてしまいます。
しかし、実際には、停車中にも電化製品を使用できるように「サブバッテリー」が必要となります。
キャンプ中は基本的にエンジンを切っているので、サブバッテリーがなければ快適に過ごすことができません。
キャンピングカーの購入を検討しているならば、合わせてサブバッテリーも探しておきましょう。
災害対策として最高のツールとなる
「キャンプ行くのにも便利だし、ホテル代わりになるから購入したい」と思っている人も多いかもしれません。
しかし、実はキャンピングカーの購入によってもう1つ大きなメリットを得ることができます。
それが「災害対策のツールとなる」ことです。
大型台風が直撃したり、大地震の被害にあったりしたとき、ライフラインが寸断されることもあり得ますよね。
また、ガラスが割れたり家が浸水してしまう可能性もあるでしょう。
そうした緊急時にも、キャンピングカーがあれば最低限度の生活が維持できるのです。
エンジンを掛けておけば電化製品も使えますし、サブバッテリーがあればエンジンを停止しても使えます。
最悪の場合は、キャンピングカーで避難することも可能となります。
何が起こるか分からない時代ゆえに、キャンピングカーを購入することで精神的に大きなメリットを得ることができるのです。
長期ローンが組める
冒頭でも挙げた通り、キャンピングカーは新車の場合は500万円以上掛かります。
「とてもじゃないけど500万円以上は購入できないな（でも中古車は嫌だな）」という人も多いはずです。
しかし、実はキャンピングカーは普通乗用車と違い長期ローンが組めるのです。
7年ローン以上（最長10年ローン）で購入可能なので、月々の支払いは意外と安く抑えられます。
かずぅキャンピングカーは値段が落ちにくく、リセールバリューが高いのもオススメの理由の１つです。
まとめ
今回は、「キャンピングカーを購入する前に知っておきたいこと」について解説してきました。
①維持費が安く済みそうでいて高くなるケースが多い
②乗車定員と就寝人数が違う
③サブバッテリーが基本的に必要となる
④災害対策として最高のツールとなる
⑤長期ローンが組める
「キャンピングカーを買いたいな」と思っている人は、ぜひここで挙げたポイントをしっかりと踏まえたうえで購入を検討しましょう。
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