一昔前であれば「旅行はホテルか旅館に宿泊する」という選択肢がスタンダードでしたが、現代では「車中泊をする」という選択肢も人気となってきています。
日本では物価高や光熱費の値上げなどがあり、実質賃金は長らく減少し続けているので、宿泊費を節約したいと考えるのも当然かもしれません。
そんな車中泊ですが、実はどこでも停めていいわけではありません。
車中泊が可能な場所もあれば、許可されていない場所もあることを知っておかなければ、大きなトラブルに発展する可能性もあるのです。
この記事では、「車中泊で許可されている場所と選び方5つのポイント」について解説していきたいと思います。
この記事はこんな方へオススメです。
・初めて車中泊をしようと予定している方
・車中泊でオススメな場所を探している方
・キャンピングカーを初めてレンタルする予定の方
・キャンピングカーでどんな車中泊ができるか知りたい方 etc…
初心者必見!車中泊が許可されている場所と選び方5つのポイント
先に結論から言うと、「車中泊が許可されている場所と選び方」のポイントは以下になります。
チェックポイント
◼️車中泊が許可されている場所
1.RVパーク
2.キャンプ場(オートキャンプ場)
◼️車中泊する場所の選び方
1.フラットな地盤であること
2.トイレが近いこと
3.静かな環境であること
4.適度な明るさがあること
5.自動販売機があること
では実際にご紹介していきます。
車中泊が許可されている場所とは
それではまず、「車中泊が許可されている場所」を挙げていきましょう。
①RVパーク
近年では、車中泊が可能な「RVパーク」が日本各地に設置されています。
日本RVパーク協会認定のRVパークだけでも全国に400件以上ありますし、認定外のRVパークを含めればかなりの数となります。
- RVパークとは
- 「安全活快適に車中泊ができる場所」です。
RVパークの主な条件
・電源設備がある(100V20A以上の電源)
・車中泊OKなので安心して睡眠がとれる
・数日間(最大1週間程度)の利用も可能
・ゴミ処理に対応している
・車で15分以内の場所に入浴施設がある
・駐車スペースが広い
・24時間利用可能なトイレがある
このように、安心して車中泊できる環境が整っているのです。
利用料金は場所によっても違いますが、およそ2,000円~3,000円です。
予約が不要なRVパークもありますが、人気のRVパークでは予約制のところもあり、事前に確認しておく必要です。
安いに越したことありませんが、3000円ほどでトラブルなく安心して車中泊ができる環境は、とても有難いことですよね。
②キャンプ場
すべてのキャンプ場ではありませんが、「車中泊可能なキャンプ場」もあります。
特に「オートキャンプ場」は、車で場内に入れて、車中泊可能なところが多いです。
RVパークよりも利用料金は若干高いですが、それでも3,000円~5,000円程度で利用できるため、ホテルや旅館を利用するよりも大幅に宿泊費を節約できます。
タープを利用すれば車やキャンピングカーを拠点としてキャンプも楽しめます。
急な雨でも車内に避難できるため、非常に快適に過ごすことができます。
車中泊が許可されていない場所
①道の駅
道の駅というと、観光で訪れた人が仮眠をしている光景をよく見かけますが、車中泊は禁止されています。
多くの道の駅では、「車中泊禁止」という看板が設置されています。
2~4時間程度の仮眠であれば許容の範囲ですが、それもエンジンをかけっぱなしにして仮眠をとるのはNG行為に当たりますので注意しましょう。
家庭ゴミを道の駅やサービスエリアに大量に捨てる、エンジンかけっぱなしの仮眠が車中泊を禁止される主な要因と個人的に思っています。
必要な睡眠時間は確保すべきですし、事故を防ぐ意味でもどうしても眠い時は、しっかり休んで備えることも大事なことだと考えています。
②ショッピングセンターやコンビニなどの商業施設
ショッピングセンターの駐車場は非常に広いですし、夜間は車がほとんどいなくなることから車中泊をする人が意外と多かったりします。
しかし、営業時間外に駐車場を利用するのはNG行為です。
その他コンビニやスーパーなども同様にNGとなりますので注意しましょう。
③公共の駐車場
海岸沿いの公共駐車場や公園の駐車場などを利用して車中泊をする人も多いですが、これもNGです。
エンジンをかけっぱなしで宿泊すればアイドリング防止条例に違反しますし、ゴミを廃棄すれば廃棄物処理違反に該当します。
運搬の仕事をしている人や観光で夜に走行している人がSAで仮眠をしている光景を良く見ますが、3、4時間程度であれば仮眠として理解されますが、長時間の睡眠となる車中泊は基本的には禁止となっています。
道の駅やSAでも車中泊が許可されている施設も中にはあります。
事前に調べてから利用するようにしましょう!
車中泊の注意点とルール
車中泊のマナーと注意点
車中泊をする上でのマナーと注意点として大切なのは、以下の6つです。
①ゴミの不法投棄
②勝手に電源を使用する
③アイドリング駐車
④車のドアの開閉音
⑤ヘッドライトの明かり
⑥車内オーディオの音
詳細は、以下の記事をご参照ください。
車中泊OKでもエンジンのかけっぱなしはNG
勘違いをする人が多いのが、「車中泊OKなんだからエンジンもかけっぱなしでOKでしょう」といった認識です。
確かに、春や秋であればエンジンを切ったままでも睡眠がとれますが、夏や冬の時期はエアコンなしで寝るのは危険です。
しかし、だからといってエンジンをかけた状態でエアコンを利かせて良いわけではありません。
RVパークや車中泊OKなキャンプ場では、エンジンのかけっぱなしはNGとなっています。
「じゃあどのようにして冷暖房の代わりにするの?」と疑問に思う人もいることでしょう。
基本的に、車中泊OKな場所には電源設備があります。
その電源を使い、ポータブルクーラーやヒーターなどを稼働することで快適に過ごせます。
また、車中泊を何度もする可能性があるならば、「ポータブル電源」を購入するのもおすすめです。
ポータブル電源があれば、どこでも電気を使用できますし、災害時などにも役立ちます。
車中泊が許可されている場所の選び方
車中泊が許可されている場所の選び方として、オススメなのが以下の5つです。
1.フラットな地盤であること
2.トイレが近いこと
3.静かな環境であること
4.適度な明るさがあること
5.自動販売機があること
1.フラットな地盤であること
車中泊をするとわかるのが、意外と傾いていることが多いということです。
普段はフラットな家に住んでるから気づかないと思いますが、傾いていると寝にくかったりします。
頭側が下がっていれば、気分が悪くなりますし、身体への負担もあるでしょう。
キャンプ場などでは、完全にフラットは難しいかと思いますが、停車する際に確認して確かめてから場所を決めることがオススメです。
2.トイレが近いこと
夜中にトイレに行きたくなることは、多々あると思います。
その際に普段と違った場所で、トイレが遠いと行くのが億劫になります。
また寝起きであると寝ぼけていることもあるので、設備があまり整ってないキャンプ場でのにおいに問題がある場所でなければ、比較的トイレが近い場所がおすすめです。
3.静かな環境であること
寝る際に周りが騒がしいといい睡眠がとれません。
キャンプ場やRVパークですと場所が決まってる場合もあるのですが、早めに到着することで場所を選べることもあります。
運もあるのですが、遮音性のいい車両や予約する際に確認するなどすることで、静かな場所でしっかり睡眠もとることができます。
4.適度な明るさがあること
明るさが適度に確保されている環境の場所に車中泊するのがおすすめです。
車中泊する際にあるといいのが、カーテンです。
カーテンがあることで、車内を外部の光から遮断することができます。
起きて真っ暗だとトイレに行くにも不安になりますし、女性の方だとより身の危険を感じることでしょう。
5.自動販売機があること
車中泊の際も水分補給は欠かせません。
普段と環境が異なるので、特に冬場は乾燥して水分が普段以上に必要になることもあります。
初めての方は、自動販売機がある場所を事前に確認しておくことや、寝る前に飲み物の確保が必ずしておきましょう。
または売店がある場所を知っておくことが重要です。
実際に車中泊した経験から、以上の5点は車中泊する際に必ず確認するように私はしています。
まとめ
今回は、「車中泊が許可されている場所と選び方」について解説してきました。
チェックポイント
◼️車中泊が許可されている場所
1.RVパーク
2.キャンプ場(オートキャンプ場)
◼️車中泊する場所の選び方
1.フラットな地盤であること
2.トイレが近いこと
3.静かな環境であること
4.適度な明るさがあること
5.自動販売機があること
車中泊は、「車やキャンピングカーを駐車場に停めて宿泊する行為」ではありますが、宿泊して良い場所は限られています。
長距離運転する際にサービスエリアや道の駅などの利用にあたってのマナーが大切です。
眠い中運転して事故を起こすよりも、ある程度の睡眠は確保するようなプランを立てることが重要です。
キャンピングカーであれば、カーテンやFFヒーター、エアコン、テーブルも完備されているので、長距離の旅に最適です。
長距離の旅も車中泊を活用して、楽しみましょう!
全国のRVパークや車中泊OKなキャンプ場を探し、安心、安全に車中泊をしましょう。
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