キャンプ中に焚火を行う人はとても多いかと思いますが、その取扱いには十分に注意する必要があります。
なぜならば、毎年数多くの事故が起こっているからです。
特に子供連れや犬連れのキャンパーさんは要注意ですし、キャンプに慣れていない初心者キャンパーさんも同様に注意が必要です。
この記事では、「焚火の3つリスクとその対策4選」について解説していきたいと思います。
・はじめて焚き火をする予定の方
・キャンプ初心者で焚き火するときに何が必要か知りたい方
・焚火の魅力や豆知識を知りたい方
・キャンピングカーでキャンプへ行く予定の方 etc…
楽しいはずの焚火が、ふとした時に悲しい思い出にはしたくないですよね。事前に焚火のリスクと対策を知っておくようにしましょう!
【キャンプ初心者必見】焚火での事故が多発!?焚火のリスクとその対策を紹介
先に結論から言うと、「焚火のリスクとその対策」は、以下の通りです。
チェックポイント
▪︎焚火の3つのリスク
①着衣着火のリスク
②テントなどに火が燃え移り火災が発生する
③着火剤の継ぎ足しや薪の入れ過ぎによる事故
▪︎焚火のリスクを軽減させる対策4選
①事前にしっかりと焚火の注意点を調べる
②テントや木などと一定以上の距離を空けた場所で焚火をする
③キャンプ用の陣幕やウインドスクリーンを使用する
④必ず消火させてから撤去する
ではご紹介していきましょう!
焚火のリスク
それではまず、焚火を行うことで起こりえるリスクをいくつか挙げていきましょう。
①着衣着火のリスク
キャンプ場やBBQ会場での着衣着火の事故は、かなり多いと言えます。
平成30年中の出火原因を見ると、出火件数3万7,981件のうち、1位のたばこ(3,414件)に次いで焚き火が2位(3,095件)というデータがあります。(参照:総務省消防庁 -令和元年版 消防白書 出火原因-)。
ちなみに焚火以外に、自宅でのコンロや仏壇でろうそくの使用時に、着衣着火により死亡するケースは、毎年100件ほど起きているのです。
死亡事故に至らなかった事故を含めれば、かなりの事故数となるはずです。
キャンプのトップシーズンである夏場はもちろん、上着を羽織る機会が多い冬場は、上着の端に着火してしまうリスクが非常に高まります。
子供やキャンプ慣れしていない初心者キャンパーさんが起こすことも多いですが、経験豊富なキャンパーさんであってもちょっとした油断で事故に遭ってしまう可能性があるのです。
②テントなどに火が燃え移り火災が発生する
注意すべきは着衣着火だけではありません。
焚火を行う場所によっては、火の粉が風に飛ばされてテントについてしまうケースもあります。
キャンプ慣れしているキャンパーさんならば、当然のことながら焚火を行う際に風向きも計算に入れているかと思いますが、風向きは時間の経過と共に変化する可能性があるものです。
いつの間にかテントが風下になっていて、燃え移ってしまう可能性もあるわけです。
また、燃え移るのはテントだけではなく、木や葉っぱなどもありえます。
③着火剤の継ぎ足しや薪の入れ過ぎによる事故
焚火は、適度な薪の量と着火剤は最初だけ使用するというルールを守る必要がありますが、キャンプになれていない人の場合はこれらを知らないケースもあります。
「なかなか新しく入れた薪に火が付かないな」と思い、着火剤を焚火の中に投入してしまうこともあります。
また、必要以上に薪を焚火台の中に入れてしまうケースもあります。
このような行為は、一気に火力が増し思わぬ事故に繋がってしまいます。
衣類への燃え移りや火災にならなかったとしても、火傷のリスクがかなり高まります。
焚火のリスクを軽減させる対策
前述したような焚火のリスクを軽減させるためには、以下のようなポイントを意識する必要があります。
①事前にしっかりと焚火の注意点を調べる
キャンプは楽しいアウトドアですが、怪我などのリスクも一般的なレジャーよりも高いと言えます。
特に火を扱う焚火は、火傷や火災などのリスクが非常に高くなるので、事前に焚火の注意点をしっかりと調べておきましょう。
友人や同僚などとキャンプに行く際は、キャンプ経験が豊富な人を最低1人は連れて行くと、より安全にキャンプを楽しめるようになります。
着火している火元に、着火剤(消毒用アルコール含む)を入れるのは厳禁です。一気に火が広がり、着衣に着火するリスクを高めてしまいます。。
難燃性ウェアを着るのも1つの手
アウトドア用品店では、難燃性ウェアも販売しています。
ワークマンプラスやNANGA、スノーピークなど各種で手に入れられますので、リスクを減らす意味でも難燃性ウェアを着るのも心がけましょう。
②テントや木などと一定以上の距離を空けた場所で焚火をする
焚火の日は届かなくても、火の粉が飛ぶので少し離れた場所でも燃え移る可能性があります。
それゆえに、焚火台はなるべく距離のある場所に置くことをおすすめします。
テントから離すだけでなく、木や草などからも一定以上の距離を保ちましょう。
焚火する際は、地面・大地にも優しい焚き火シートを利用しましょう。
おすすめは、「ZEN campsの焚き火シート」です。
③キャンプ用の陣幕やウインドスクリーンを使用する
焚火でリスクが増す大きな原因となるのが「風」です。
風の強い日は、必然的に焚火の火の粉が飛んでしまうので、思わぬ事故に繋がってしまいます。
そこでおすすめなのが、風を遮ることが可能なキャンプ用の陣幕やウインドスクリーンです。
焚火の風上に陣幕などを設置することで、かなり風による影響を軽減させることができます。
風が強い日には、2~3つの陣幕を使用しより安全に焚火が行えるようにするべきです。
④必ず消火させてから撤去する
キャンプを楽しむがあまり、チェックアウトの時間が迫り急いで撤収するといったキャンパーさんも稀にいます。
朝に焚火をするケースも近年では増えていますが、中には「消火しきれていないのに撤去しようとする人」もいます。
一見消えているようでも、火種が残っている可能性があるため、消化は慎重に徹底して行う必要があります。
適当に処理してしまうと、残った火種から物に燃え移り、火事になってしまう可能性もあるのです。
チェックアウト時間をしっかりと覚えておき、朝に焚火をする際は逆算をして十分に時間にゆとりを持たせながら消火しましょう。
焚火のリスクや注意点も学んで楽しもう!
でも焚火ってやっぱ良いですよね!上記に気をつけながら、焚火も楽しみましょう。焚火の魅力について、以下の記事も参考にして下さいね。
まとめ
今回は、「焚火のリスクとその対策」をご紹介してきました。
焚火の3つのリスクと焚火のリスクを軽減させる対策4選は、以下の通り。
チェックポイント
▪︎焚火の3つのリスク
①着衣着火のリスク
②テントなどに火が燃え移り火災が発生する
③着火剤の継ぎ足しや薪の入れ過ぎによる事故
▪︎焚火のリスクを軽減させる対策4選
①事前にしっかりと焚火の注意点を調べる
②テントや木などと一定以上の距離を空けた場所で焚火をする
③キャンプ用の陣幕やウインドスクリーンを使用する
④必ず消火させてから撤去する
焚火は、最高に癒される反面、火傷や火災といった大きな事故に繋がる可能性があります。
キャンプの経験が浅い人は、ここで挙げた対策をしっかりと覚えてから、キャンプに行くようにしましょう。
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